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マンション選びのポイントを知ろう

モデルルームを見学する前に知っておくべきこと

      2015/06/25

家具屋さんのモデルルームを見て「あ、コレいいな。」と思って、ついつい買ってしまったことありませんか?で、実際に自宅に置いてみたら全然思ってたのと違ったみたいな・・・

 

マンションのモデルルームも同様です。チェックするポイントを知らないでモデルルームを見学すると一生後悔してしまうかも・・・というわけで、モデルルームを見学する前に知っておくべきことをまとめました。

 

 

実物か否か知る

まずモデルルームには二種類あります。既に建設済みマンション内の棟内モデルルーム(いわゆる実物)と、主に新築マンションなどまだ建設されていないマンションの棟外、つまり現地ではない場所でみせるモデルルームです。実物のないまま販売する青田売りが一般的な新築マンションでは、棟外モデルルームがよく見られますので、現地周辺の環境もしっかり把握することが必要でしょう。

棟内モデルルームのメリット・デメリット

棟外モデルルームの場合は実際のマンションを見られないので、思ってたのと違う!ということもありえます。逆に考えるとまだ竣工していないので、間取りなどをカスタマイズしたり、オプションを追加したり、自由度がある場合もあります。棟内の場合は、その反対に自由度がないけど、実物を見られる安心感があります。また棟内の場合、青田売りで売り切れなかったとも考えられるため、値引きの可能性が大いにあります。

 

AllAboutにメリット・デメリットがまとまっていますので、ご覧になってはいかがでしょうか?

新築物件はなぜ青田売りがされるのか?

 

購入まで3物件程度は見る

株式会社読売広告社都市生活研究所によると、マンション契約者のうち約60%程度が購入までに見たモデルルーム数が3物件以内となっています。http://www.yomiko.co.jp/news/item/?p=130219

もちろん人にもよりますが、最低でも3物件はモデルルームを見ておきたいですね。

 

個人的にはたくさん見るに越したことはありません。多すぎると迷ってしまいマンション購入が遅れるという可能性もありますが、高額な商品のためじっくり時間をかけることをお勧めします。また複数見ないことには標準の仕様・設備が分かりません。しっかりと比較できる実践的な知識を持つという意味でもたくさん見ることをお勧めします。

 

見学時間はおおよそ2時間

モデルルーム見学では、モデルルームを見る以外にもマンションの特徴を教えてくれます。シアタームービー、マンションの模型、価格表など見るものはたくさんありますので、モデルルーム見学は2時間前後を想定しておいた方がよいでしょう。また現地周辺も確認するようであれば、プラス30分前後あれば、だと思います。

 

来場キャンペーンを見落とさない

各デベロッパーでモデルルーム来場キャンペーンを定期的に行っている場合があります。来場したらもれなくもらえる1,000円クオカードという少額なものから、抽選で数万円相当の人気家電製品などもあります。せっかくなので、こういったキャンペーンも見落とさずに利用していきたいところですね。

 

大体、定期的なキャンペーンは下記のタイミングです。

・新春(1-2月)

・GW(4-5月)

・秋(夏休み明け)(8-9月)

クリスマスやバレンタインデーなどを絡ませることも多いです。

 

あなたの希望条件に合うマンションは恐らくない

これは心の持ちようになってしまいますが、必要なことだと思います。価格、間取り、駅距離など、マンション購入の希望条件はいくつかあると思いますが、そのすべてを満たすマンションはほぼないといってもよいでしょう。なぜなら、あなたが欲しいと思うマンションはみんなが欲しいと思っているため、それは価格に反映され必然的に高くなります。価格にしろ間取りにしろ、ある程度の妥協は必要になるでしょう。

 

買わないという選択肢も持つ

マンション購入を検討している方は、何らかの転機にあると思いますが、それにとらわれず、できるだけ中長期的に物件を探し、希望条件に合う物件がなければ買わないという選択肢も持つことも必要かと思います。期限を決められ買わないといけない決断を迫られると正常に判断できません。またこの先もっと良い物件がでるかもしれません。マンションを買いたいと思っても、十分に余裕を持ったスケジュールで動くようにしましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?マンション購入前のモデルルーム見学の参考になればと思います。

 

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