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マンションを売却するときの注意点!不動産会社に価格査定&仲介手数料の交渉を忘れずに

      2020/09/01

マンションを売却するときの注意点!価格査定&仲介手数料の交渉を忘れずに

マンションを購入する時ってワクワクしますよね。新しい住まい、新しい生活、新しい風景、新しい人間関係…etc。人それぞれではありますが、楽しみなことが沢山です。マンションを購入したことがある方は分かると思いますが、マンション選びって楽しいものですよね。購入してからは行くことがなくなりますが、たまには新築マンションのモデルルームで新生活気分を味わってみたいものです。

マンション購入時には、こんなことも考えませんでしたか?「このマンションは今後、値下がりしないだろうか。」販売担当にも聞いてみた人もいるのではないでしょうか。ですが、恐らく明確な答えは返って来なかったでしょう。なぜなら販売担当にも誰にも分からないからです。マンション選びの最重要項目ともいえる価格については、現在の価格および将来の売却価格の両方を考えなければいけませんでしたよね。

購入するということは売却するときのこともセットで考えますが、実際に売却するときに知っておかなければならないことは売却価格だけではありません。今回はマンションを売却するときの注意点について紹介していきます。

不動産会社選びが重要

マンションを売却するためには不動産会社に相談するのが一般的です。購入するときも様々な書類に印鑑を押しましたよね。売却も同様に各種の手続きが必要で、自分でやるにはかなり面倒ですので、不動産会社に任せてしまったほうが何かと手間が省けます。

また売却するためには買い手も必要です。不動産会社には売却したい人、購入したい人の双方がたくさん来店していますので、買い手を早く見つけてくれます。知り合いが自分のマンションを買いたいと言ってくれていない限りは、個人で買い手を見つけることはほぼ不可能です。

不動産ネットワーク「レインズ」

聞いたことがある人もいるかもしれませんが、不動産会社ではレインズというネットワークを利用して、不動産情報の交換をしています。新しい売却物件がでてきた場合、不動産会社はレインズに不動産情報を登録します。(基本的には。)それを見た別の不動産会社が自社に来店した買い手にそれらの物件を紹介をしていき、売買を成立させるわけです。買い手と売り手、それぞれに不動産会社が存在する場合があるということは知っておきましょう。

買い手を見つけられない不動産会社もいる

レインズという存在があることにより、不動産会社間の連携が強くなり、売り手は早期に売却でき、買い手は良い物件に巡り合うことができるでしょう。ですが、問題も起こります。

レインズに登録すれば、勝手に売れる。

つまり売却物件だけ集めて購入者を見つけようとしない会社も出てきます。その場合は他の会社任せになってしまうので、人気のある物件であればいいのですが、あまり条件の良くない物件については放置状態になる可能性があります。

買い手側の集客力のない不動産会社に依頼してしまうと、いつまで経っても売れないでズルズルと時間だけが過ぎてしまいますので、注意が必要です。

不動産会社によって売却価格に差が生まれる

集客力がないということは、マンションの価格も下げなくてはいけない可能性もでてきます。どういうことかと言えば、例えばマンションを売り出して半年間経っても売れなかったとき、どうしますか?手っ取り早いのは価格を下げてしまうことです。恐らく不動産会社もそのように提案してくるでしょう。逆に買い手を複数人連れてこられる不動産会社の場合には、価格に対して強気でいられます。このように、依頼する不動産会社によっては大きく売却価格にさが生まれてしまうことがあるのです。

仲介手数料は3%+6万円ではない

不動産を売却するときに発生する仲介手数料は法律によって売却価格の3%+6万円が上限になっています。ここで気をつけてもらいたいのは、3%+6万円は上限であって、下限はいくらでもいいのです。つまり無料でもマンション売却をしてくれる不動産会社もあります。無料で売却してくれる不動産会社は買い手から仲介手数料をもらうことで成り立っています。「無料だから怪しい。」と思っている方は話だけでも聞いてみるといいかもしれません。

また無料でなくとも仲介手数料を下げることができる会社もあるでしょう。「仲介手数料は3%+6万円と法律で決まっています。」という言葉だけを信じるのではなく、複数の会社と交渉してみてください。

不動産売買の仲介手数料は非常に高額になります。3,000万円のマンションなら96万円(税抜)、4,000万円の物件であれば126万円(税抜)です。マンションが高く売れても仲介手数料で損をしてしまっては元も子もありません。

価格査定は複数社に依頼する

仲介手数料の交渉とともに重要なことが価格査定です。これも不動産会社によって査定額が異なります。不動産会社は通常3ヶ月以内に売れるであろう価格を提示します。ただ得意とするエリアや物件が異なるため、会社によって査定額がバラバラになってしまうのです。もちろん複数の会社に査定依頼して最高額をつけた会社に依頼するというのもひとつの手段です。ただ本当にその会社が親身になって売却してくれるかどうかは見極めが必要です。もしかしたら査定だけ高くしておいて、のちのち値下げするように提案してくるかもしれません。

複数社にマンションの査定をする際には一括査定サイトが便利です。一括査定サイトは幾つかありますが、私がおすすめする「ふじたろう」なら全国の1,300店舗以上の中から物件にあった不動産会社へ一括で査定依頼をしてくれます。最大で6社までなので、ひっきりなしに電話が掛かってくるような引越し見積もりサイトとは違います(笑

ふじたろう」を利用して査定額に700万円の差がでることもあるようです。利用に際して料金が発生することはありません。また査定をしたら売却契約を結ばなければならないということもありません。売却するつもりはないけど、価格によっては考えてみるという方でもお気軽にお試し下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?マンションの売却を検討している方に参考になれば幸いです。

・仲介手数料は3%+6万円ではない

・価格査定は複数社に依頼して交渉

購入時はワクワクしても、売却時はワクワクする要素があまりありません。しかし購入時以上に気を使わなければ、大きく損をしてしまう可能性もあるのです。みなさまの売却が上手くいきますよう願っております。

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