平置き、自走式、機械式。駐車場のメリット・デメリットまとめ
By: mxmstryo
若者の車離れや高齢者の免許返納などで車を運転する人が減ってきているようですが、郊外のマンションではまだまだ必要な方もたくさんいます。マンション選びの条件の一つに駐車場付きという人も中にはいるのではないでしょうか？
そこで今回はマンションの駐車場について、平置き・自走式・機械式の3種類でメリット・デメリットをまとめてみました。
目次
平置き駐車場
戸建てのように、平面にそのまま駐車できる駐車場。
メリット
・待ち時間がない
・維持費用、メンテナンス費用が安い
デメリット
・キズ、汚れリスク（イタズラ、鳥のフンなど）
・月額利用料が高い
自走式駐車場（平置き）
立体で、自身で運転して出庫または停車する駐車場。
メリット
・待ち時間がない
・屋根がある
・月額利用料が安い
・維持費用、メンテナンス費用が安い
デメリット
・建築費用の増加
機械式駐車場
立体で、機械操作により出庫または停車する駐車場。
メリット
・月額使用料が安い
・盗難リスク、事故リスク軽減
デメリット
・待ち時間が長い
・停車時に降りて機械操作しないといけない
・車幅、車高に制限
・豪雨の水没リスク
・建設コストの増加
・維持費用、メンテナンス費用が高い
利便性では圧倒的に平置き
当然、平置き駐車場が最も利便性が高いのですが、広い駐車スペースが必要になり、居住者が必要な台数を確保することが難しくなります。立体型の自走式であれば台数を増やすことができますが、スロープなど車を走らせるための道幅が必要になります。最も省スペースで駐車できるのが機械式駐車場なので、必要な駐車台数を確保しようとするとマンションの所有地の広さによっては否応なく機械式とはずです。
月額使用料が安いのは機械式だが・・・
月額使用料は機械式の方が安く、中には無料というマンションもありました。（いまはほとんどなくなっているかもしれません。）ただし、維持費やメンテナンス費は月額使用料以外にも管理費用として徴収されている可能性もあり、駐車場利用料金だけで高い安いを決められません。トータルで考えれば、平置きの方が安いはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？利便性、価格とも平置きがいいと思いますが、現実的に（特に都心では）スペースがとれないため、機械式に頼らざるを得ないようです。車の在り方が変化してくる中で、駐車場もどのように変わるのか考えていく必要がありそうです。