キッズルームは絶対にいらない!マンションの共用施設を考えよう。
最近のマンションの共用施設で必ずといってもいいほどある「キッズルーム」。その名の通り、子供たちのためにスペースを作って遊ばせるというものですが、マンション内での人間関係を良好にするというメリットもあるそうな。
「キッズルーム」という響きだけは良いマンションの共用施設ですが、使わない人も多いのではないでしょうか?その理由を挙げていきたいと思います。
キッズルームとは
まずはキッズルームについて。
キッズルームとは、マンションの共用施設として開放されている子供たちが遊ぶためのスペースのことです。広さや遊具・玩具などはマンションそれぞれに異なりますが、「子供たちが遊ぶためのスペース」さえあればキッズルームとしているようです。なので、とってつけたようなスペースでもキッズルームと呼べばキッズルームです。
キッズルームの目的
マンション内で子供たちが自由に遊べるように、またマンション内でのコミュニケーションが活性化するようにというのがキッズルームの目的です。ある程度の遊べるスペースと玩具・遊具などが備え付けられています。
パーティールームと併設されているところもあり、親同士で食事を楽しみ、子供たち同士で遊ぶという利用のされ方が一般的です。雨で外出したくないけど自宅では子供が遊びに飽きるなどのケースにも利用されやすいといえます。
そもそもキッズとは誰か?
キッズといえば、2~5歳くらいでしょうか?そのくらいの年齢の子供たちは1分とジッとしていられず、暴れまわります。0~1歳ではまだよちよち歩きの赤ちゃん、6歳以上になると小学生になり友達と外出や勉強することも増えてくるでしょう。
キッズルームにある遊具や玩具も2~5歳を対象とするものが多いでしょう。とするとキッズルームを使うのは数年間だけであり、住民が年を重ねてくれば使われなくなってきます。もちろん売買によって若いファミリーも入居してくることもあるでしょうが、それも年齢がまちまちですので、既に利用されなくなっているキッズルームをわざわざ利用することは少ないはずです。
共働きの増加で利用頻度減少
近年では共働きの家庭が増えていて、あまり家に人がいません。その間、子供は保育園・幼稚園に通わせる人が多いと思いますので、ますますキッズルームの利用頻度は下がりますね。土日などのお休みの際には利用できるかもしれませんが、自宅でゆっくりしたい人やショッピングに出掛ける人もいるでしょう。子供たちも公園や買い物に行く方が喜ぶと思います。
衛生面
私は潔癖ではない方ですが、キッズルームの衛生面は気になってしまいます。床やテーブルなどはキレイにしていて当然と思っていますが、子供が口に入れたりする玩具や遊具までキレイにしているのかどうか・・。よだれや汚れなどを拭き取られないまま自分の子供が遊ぶことを考えると良い気持ちにはなれません。
最後に
既にキッズルームを利用されている方には失礼だったかもしれませんが、利用されなくなった場合には管理組合などを通して失くすことも検討してみてはいかがですか?