最近の新築マンション標準装備である床暖房の魅力
最近の新築マンションには当たり前の設備となっている「床暖房」。
マンションの人気設備ランキングの上位に入るほどの人気ぶりです。
今回は床暖房のメリットやデメリットを踏まえて、その魅力をご紹介します。
目次
床暖房とは?
床暖房とは、ガスや電気でフロアリングの床を温めて、部屋全体の室温を高めてくれる暖房設備です。勘違いしやすいのは、足元だけを暖めるのではなく、部屋全体を暖めるためのものだということです。ちなみに我が家は温水式ガス床暖房です。床暖房の種類についてはこちらのサイトで分かりやすく比較・解説されています。
床暖房のメリット
もちろん部屋全体を暖めてくれるのがメリットですが、他の暖房器具と比較して良いところをピックアップしてみます。
足元から広範囲を温めてくれる
寒い冬の朝はフロアリングの床が氷のように冷たいことがありますよね。床暖房なら足元から温めてくれるので、快適に朝の準備ができます。エアコンやファンヒーターでは、難しいでしょう。
部屋が乾燥しにくい
温風や火を使わないということで部屋の乾燥を防ぐことができます。部屋が乾燥すると風邪を引きやすくなりますし、肌もガサガサして荒れてしまいます。
子供や高齢者がいても安心
特にお子様のいる家庭では、石油ヒーター・電気ヒーターなどの高温を発生させる暖房器具には注意が必要でしょう。その点、床暖房であれば、火傷の心配もなく、安心して暮らすことができます。(ただし低温火傷にはご注意ください。)
お部屋のスペースを有効活用
暖房器具は小型化や省スペース化が進んできているとはいえ、やはりある程度のスペースはとってしまいます。また夏場でも押し入れや物置にしまう場所の確保が必要です。床暖房は床そのものが暖房設備なので部屋を広く使えます。
床暖房のデメリット
あまりデメリットに感じることもありませんが、しいて言えば、メンテナンスや保証に費用が掛かることがあげられます。故障した場合の修理費用は高額になるので、念のためにメンテナンス契約(年1万円程度)しておいた方が良いとのことです。新築マンションを購入して既に5年以上経過していますが、何も問題がなかったのでもったいない気持ちが半分。。
小ネタ
床暖房の場合、カーペットを敷くと暖房効果が薄れたり、すぐに傷んだりといったことがありますが、最近のカーペットは床暖房対応型のものが販売されています。
最後に
中古マンションの場合、なかなか後付けで床暖房を入れるということはしないと思いますので、床暖房を希望する場合には既に設置されている部屋を選んだ方がよいでしょう。また冒頭でも述べたように最近の新築マンションの標準装備なので、それほど大きく価格差に影響しないと思われます。