2LDK+Sという間取りの疑問。Sって何?
2016/06/02
SUUMOなどの不動産ポータルサイトで住まいを探すとき、賃料あるいは購入価格も大事ですが、間取りでも条件検索しますよね。一人暮らしならワンルームや1K、二人暮らしなら2LDK、子供のいるファミリーなら3LDKや4LDKくらいがいいですよね。では最近増えている2LDK+Sって、ご存知ですか?L=リビング、D=ダイニング、K=キッチンですが、Sって聞きなれないですよね。
S = サービスルーム
2LDK+Sの「S」はサービスルーム(service room)のことです。納戸(N)とも言われていますが、納戸では非常に聞こえが悪いですね。。物置部屋みたいな。最近ではサービスルーム(S)が一般的になっています。
表記の仕方は様々ですので、2LDK+Sもあれば2SLDKもあります。どちらも同義と捉えていいでしょう。
サービスルームとは
では、そのサービスルームとはどんなものでしょうか?
採光や通風などの点で建築基準法の基準を充たしていない空間
つまり簡単にいえば日当たりの悪い部屋といます。サービスルームは建築基準法の条件を満たしていないので居室に認められず、3LDKではなく2LDK+Sとして表記しているのです。
2LDK+Sは、ほぼ3LDK
上記の通り、日当たりの悪い部屋をSと表記しているため、2LDK+Sは3LDKと近しいものです。専有面積がほとんど変わらず、価格は安くなりますので、お得感があります。
サービスルームの使い道は、寝室
サービスルームは、寝室として利用されることが多いです。日当たりが悪いというのは、ネガティブな印象がありますが、あまり必要としない人もいます。例えば日中は共働きで部屋を空けていることが多い家庭などは、日当たりを重視しても享受できるメリットが半減してしまいます。もちろん「朝は日の光で目を覚ましたい。」なんて方もいるかもしれませんが、それよりも価格や駅距離を重視してマンションを購入した方が有意義な生活が送れることでしょう。
マンション選びは、好き嫌いしない
「やっぱり子供ができたら、3LDKじゃないとね。」
なんて、固定概念に捉われることなく間取りを見てみてください!2LDK+S も 3LDK も広さは変わらないことがあるんです。何を優先するべきなのか、あなたや家族の生活を見つめなおし、今一度検討してみてください。