なぜ人気なのか?駅近マンションのメリット・デメリット
2016/07/13
マンション選びの最も重要なポイントともいえる「駅距離」ですが、駅近マンションに住むメリット・デメリットを考えてみましょう。駅近物件に住んだことがある人でも気付かないメリットもありますし、駅近物件に住んだことがない人には分からないデメリットもあります。駅近物件のメリットもデメリットも十分に知って、マンション選びに役立ててください。
参考:引越し先の物件選びで重視するポイントランキング(SUUMO)
まずはデメリットから紹介します。
目次
賃料が高い・売買価格が高い
誰でも知っていることではありますが、駅近物件は賃料・売買価格とも高いのがデメリットのひとつです。人気が高いですから仕方ないのですがが、できるだけ費用は抑えたいところですよね。予算が合わなければ、駅距離を長くする・最寄り駅を変えるなどを検討する必要があります。
人混みが気になる
駅前は人が集まりますので、うるさく感じることもあるでしょう。特に居酒屋などが近くにあると酔っ払いに絡まれて迷惑することも。子供のいる家庭は駅から離れた物件で静かに過ごすという選択肢もあります。
電車の音が気になる
いくら駅近といっても線路沿いは電車の走る音が気になります。うるさくて寝れなかったり、会話やテレビの音が聞こえなくなったりするのはストレスになるでしょう。終電以降は気にならないかもしれませんが、夜遅くまで走っている路線だと大変かもしれません。
排気ガスが気になる
駅前はバスやタクシーなどの利用者がいますので、車の通りが激しい場所と言えます。ベランダに洗濯物が干せなかったり、窓が開けられず換気できないといったこともありえますね。
以下、駅近物件のメリットです。
通勤・通学時間の短縮
駅近物件を選ぶ多くの人がこの理由を挙げると思います。朝の通勤・通学の移動はできるだけ短時間で済ませたいものです。通勤・通学時間が短ければギリギリまで寝られますから、特に朝起きるのが辛い人には重要なポイントになりますね。
夏の暑さ・冬の寒さを我慢しなくて済む
暑い夏の日は歩く距離が長ければ長いほど、汗がでて熱中症などに注意が必要になります。冬の寒さも大変さは同じで、歩く時間はなるべく短くしたいものです。
駅前商店街やショップが利用しやすい
駅前には人が集まりやすいので、商店街や様々なショップが集中しています。大きな駅であれば服でも家電でも何でも揃いますし、小さい駅でもコンビニやスーパーなどはあるでしょう。また買い物帰りの重たい荷物も駅距離が長いと大変です。
資産価値が下がりにくい
物件購入をお考えの場合には物件価格の下落が起こりにくいということが挙げられます。人気があるというのとほぼ同義になりますが、人気がある物件は築古でも高い価格で取引される傾向にあります。
最後に
駅近マンションを検討する場合には、やはり予算との兼ね合いが重要になってきます。余裕のある資金計画を立てて、それに合うマンションを選ぶようにしてください。